2014年4月22日星期二

強力な相乗効果が生まれた

佐村河内さんは、みんなに聞いてもらうためのツボがどこにあるか、というところに非常に長けている。新垣さんのような現代音楽の修業をしている人は、逆に そこにはあまり興味がない。佐村河内さんのツボと、新垣さんの職人の力が一体となって、強力な相乗効果が生まれたと言えるのではないでしょうか。

 もしも、さきほどのゲーム音楽の例のように、佐村河内さんが断片でもいいからメロディーを作っていたら「HIROSHIMA」は立派な共作です。しか し、作っていないとしたら、作曲とは言えませんから、佐村河内さんの役割はプロデューサー、クレジットを入れるとしたら、「原案」でしょうか。

 会見で、新垣さんは「自分は最後までゴーストライターです」と言っていた。それは、言い換えると、自分の名前だったらこういう曲は書いていないけれど、注文されたから書いた、という意識もあると思います。だからこそ気楽に書けた部分はあるでしょう。

 また、新垣さんにとっては、人の名前でもいいから、自分の書いた曲の音を出してみたい、という気持ちもあったでしょう。自分の書いた譜面を、たとえば八 〇人編成のオーケストラが演奏してくれる、ということは、かけだしの作曲家にとって大変貴重な機会です。その音を聞いて、彼もどんどん学んでいった部分は あったと思う。

 もう一つ、佐村河内さんには、耳が聞こえないふりをしていたのではないかという問題があります。しかし、僕らにとって、作曲家は譜面を書くことが大事 で、耳が聞こえないということはそんなにたいした問題ではない。そして、なぜ、特にクラシックではハンディキャップをことさらとりあげ、枕詞のようにする のか? という疑問は以前からありました。耳が聞こえる聞こえないということと、音楽そのものは別問題。それが一緒に語られていることは大変に不幸だと思 います。タオバオ代行

2014年4月16日星期三

人気は近場 景気回復で飛び石型でも好調

今年のゴールデンウイークは景気回復や賃上げを背景に、泊まりがけの旅行に出かける人が過去3番目に多いことが分かった。JTBが4月25日~5月5日の予約状況などをもとに、旅行動向の見通しをまとめた。日並びの悪さから、近場の観光地が人気という。

 国内・海外を合わせ、1泊以上の旅行に行く人は2243万人になる見通しだ。今年の連休は、4月27日の日曜のあと、火曜日に祝日が挟まる「飛び石型」。長期の休みが取りにくく、5月3日からの4連休に予約が集中している。

 国内旅行は2196万人で、過去最高だった前年よりは3・6%減った。3月に日本一の高層ビル「あべのハルカス」が開業した大阪方面や、豪華列車「ななつ星」やゆるキャラ「くまモン」で注目が集まった九州などが人気という。

 海外旅行は47万人で前年比11・4%減。連休の短さから例年は人気の欧州やハワイが苦戦する一方、台湾が5・3%伸びた。同じ近場でも関係が悪化して いる韓国は23・7%減、中国は11・7%減と大きく落ち込んだ。JTB広報は「消費増税による節約志向があっても、賃上げが旅行を後押ししている」とみ ている。タオバオ